会社を売るための準備期間はどれくらい必要?

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M&A田中

ここでは、会社を売るための準備期間や売却のタイミングについてまとめました。

会社の売却は最低でも半年はみておく

業績が悪化していたり、近い将来の資金繰りに窮している場合など、経営者の気持ちとしては急いで会社を売却したくなるかと思います。

また、オーナーの重病がわかったり、高齢のために日々の激務に耐えられなかったりする場合なども、急いで会社を売却したくなるかと思います。

こうした場合、時間をかけて事前準備に取り組む余裕はありませんが、可能な限り、速やかに会社売却に向けた準備を始めることになります。

とはいえ、すぐに会社の売却先が決まることはなかなかありません。会社の状況を整理し、有力な買い手候補をリストアップしてアプローチ、そして、買い手先からのさまざまな調査をクリアした上で会社の売却が成立することになります。

とくに、買い手側は売り手会社の「査定」を行うため、それだけでも数ヶ月かかることもあります。会社売却の全体のプロセスを見通すと、最低でも会社を売却するためには半年から1年はかかります。ですから、会社を売却するためには、ある程度、長い時間軸で考えておいたほうがいいかと思います。

会社を売却するための期間
最低でも半年から1年はみておく

※会社売却のプロセスは以下の記事を参考にしてください。


より高く会社を売却するには2年

業績が悪化しつつあるときは、目先の資金繰りばかりに目がいきがちですが、それだけで事態が解決することはほとんどありません。

業績の好転が見込めないのなら、新規事業分野の開拓、リストラ、不採算部門のカット、そして会社売却と、もっと抜本的な解決策を検討しなくてはいけません。

窮地に陥ってから会社を売却しようとしても、すでにタイミングが遅すぎたために、会社を売却することができなかったり、二束三文で売却するしかなかったといったケースも多くあります。

会社売却を決心してアドバイザーと契約したからといって、すぐに買い手先が見つかるわけではありあません。(アドバイザーによっては、すぐに買い手先を探す場合がありますが、満足できる結果になるかどうかは、そうでない場合が多いです)

働く従業員やお客様、そして経営者自身のためにも、アドバイザーと共に会社の内容を整理してブラッシュアップする磨き上げを実行してから、会社売却のプロセスに入ったほうが、はるかに良い結果を期待することができます。

冒頭で会社の売却には半年から1年はかかるとお伝えしましたが、より高く、最良の条件で会社を売却するためには、磨き上げを含めた準備期間として2年間はみておいたほうがいいかと思います。

なぜ2年間という期間かというと、会社の「磨き上げ」で事業計画を練り直し、計画通りに進んでいることを決算書で証明しようと思ったら、少なくとも決算期を一度はまたぐ必要があるからです。

こうした準備期間を経ると、たいていの会社はより強みを発揮した経営内容となり魅力が増します。もちろん、買い手先を探すこともスムーズになりますし、より高く会社を売ることができます。

最良の条件や希望金額で会社を売却するためには準備期間は2年間みておくとベスト

M&A田中

会社は売り急ぐと損や後悔をしてしまうケースが多くあります。できることなら磨き上げを行って、最良の条件でより高く売れる準備をしておきたいところです。

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