M&Aは圧倒的に売り手市場

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M&A田中

ゴールデンウィークも終わりましたが、経営者の皆様、ゴールデンウィークはどのように過ごされましたでしょうか。

わたしのゴールデンウィークはというと、先日4月20日に公表された〝2018年版中小企業白書″をじっくり丹念に読み込んでいました。(本当は斜め読みですが。。。)

2018年版中小企業白書で、M&Aに関連する大変興味深い内容が書かれていたので、5点ほど、ご紹介させていただきたいと思います。

1. M&Aの過去の実施状況(※1)

過去M&Aを実施した(※2)中小企業は11.6%、M&Aを実施していないが、検討をした中小企業は15.6%です。

※1 ここでのM&Aの定義は、買収または合併・分割を指します。
※2 ここでの中小企業の定義は、サービス業で売上高5億円、

その他の業種で売上高10億円以上ですから、比較的規模の大きい会社です。中小企業の10社に1社以上は、M&Aを実施していることになります。

これらの数字から読み取ると、中小企業にとってもM&Aは当たり前のことになりつつあるといえます。

2. M&Aの実施時期

中小企業でM&Aを実施した時期ですが、44%が2015年以降になります。

このブログでも、M&Aの件数が年々増加していることはご紹介していたかと思いますが、まさに、ここ最近M&Aが盛んになっていることが分かるデータですよね。

3. M&A実施後の総合的な満足度

以下は、M&A実施後の満足度を調査したデータになります。

・期待を大きく上回っている・・・10.7%
・期待をやや上回っている・・・・10.9%
・ほぼ期待どおり・・・・・・・・46.7%

実に7割弱の会社が、肯定的であるという結果です。M&Aを実施して良かったと思っている会社が多いといえるデータなのではないでしょうか。

4. M&Aの実施状況と業績推移

【M&Aを実施した会社】
52.3%の会社は、直近3年間の売上高が増加傾向にあります。
また、48.4%の会社は、直近3年間の経常利益が増加傾向にあります。

【M&Aの実施、検討をしていない】
40.5%の会社は、直近3年間の売上高が増加傾向にあります。
また、35.9%の会社は、直近3年間の経常利益が増加傾向にあります。

M&Aを実施した会社の方が、実施していない会社と比較し、売上・利益ともに増加傾向というのが分かるデータです。(もっともこれは当たり前のデータかもしれませんが)

5. 今後のM&Aの実施意向

今後、M&Aを積極的に取り組んでいくと回答した会社は全体のわずか3.9%ですが、その3.9%のうち67.0%が買手としてのM&Aに関心があり、
20.2%が買手・売手いずれにも関心がある、と回答しています。

このことから、M&Aは圧倒的に売り手市場であることがいえます。逆にいえば、M&Aは買手が見つかりやすい環境にあるといえます。

ここまで最新の中小企業白書の中でわたしが気になったところをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。繰り返しになりますが、近年、M&Aは中小企業にとって当たり前のものとなりつつあります。

M&A田中

まさにM&Aは売り手市場!会社売却の意思が固まってなくとも、少しでも会社売却に興味がございましたらお気軽にご相談ください。

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田中類

茨城県出身。学生時代は落研に所属し、まわりは芸人の道を歩む中、証券会社へ入社。リテール営業後、M&Aアドバイザー会社アドバンストアイ株式会社に転職。...

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