「人材・資金調達・経営課題」は上場すると解決する?

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田中

メルカリマザーズに上場しますね。発行済株式数が1億3,533万株、仮条件が1株2,200円~2,700円なので、少なくとも3,000億円規模の時価総額となります。

上場を考えている、或いは、考えたことがある経営者の皆様であればご存知かと思いますが、実はマザーズは、赤字企業でも上場はできます。実際メルカリは前期28億円の営業赤字です。

「それならうちもチャンスあるじゃないか!」

そう思われた経営者の皆さま、株式上場はそんなに簡単ではありません。

※マザーズの審査基準は以下のとおりです。

・株主数⇒200人以上
・流通株式⇒2,000単位以上
・時価総額⇒10億円以上

その他流通株式比率や会計監査についても審査があります。更に、上場するにも莫大なお金が必要になります。

上場審査料、年間上場料、証券会社へのコンサルティング費用など、一般的に年間3,000万円~5,000万円はかかります。さらに、上場企業の運営を理解している人材を採用する費用も必須です。

上場後も、監査法人への監査費用、信託銀行、証券取引所などへの費用を合わせると、やはり年間5,000万円ほど費用がかかります。

上場すれば人材・資金調達・経営課題は解決する…?

そこまでしても、上場したい経営者の皆様もいらっしゃることと思いますが、なぜ上場したいのでしょうか。

「上場すれば知名度が上がって、優秀な人材が集まってくるからだよ。」
「黙っていても銀行はお金を貸してくれるからだよ。」

いえいえ、自らが上場しなくとも、その問題、上場会社のグループ入りをすることで、解決できるかもしれません。わたくしどもが手掛けた案件でも、事業承継で悩んでいた中小企業が上場会社のグループに入ることで事業承継問題を解決したことがありました。

上場グループに入ることで、従業員のモチベーションアップ、新たな設備を建設する資金調達等あらゆる改題を解決することができました。

田中

人材採用面、従業員のモチベーション向上、銀行からの資金調達などの課題を解決する手段の一つとして、上場会社、或いは、資本力のある会社のグループとなることも検討材料の一つに加えてみてはいかがでしょうか。

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田中類

茨城県出身。学生時代は落研に所属し、まわりは芸人の道を歩む中、証券会社へ入社。リテール営業後、M&Aアドバイザー会社アドバンストアイ株式会社に転職。...

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