球場も企業成長も広さで確率は変わる

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先日ある新会社の発足の設立記念パーティーで元西武ライオンズの東尾修さんのスピーチを拝聴する機会に恵まれました。サプライズゲストとして突然のご登壇であったため、野球少年だった私は大興奮してしまいました。
 

・最近のセ・パ交流戦はパリーグが凌駕している。
セリーグのピッチャーがパリーグのバッターの思い切ったスイングにビビってしまい、委縮してしまっている。

・なぜ、パリーグのバッターはスイングが迫力があるのか?
それは、球場が広いからで、思い切ったスイングをしないとホームランがでないから。セリーグは球場が小さくこじんまりしてしまっている。日常の練習や試合の積み重ねによって、球場の大きさの違いは、体に染み付いてしまい、簡単には迫力のあるスイングに変更しにくい。

調べてみると、球場の広さ、フェンスの高さ等から、最もホームラインの出にくい球場は福岡ドームで、次が札幌ドーム、セリーグの球場は作られたのが古く、小さ目な球場が多いようです。

東尾さんのお話は、高校野球についても示唆に富んでいました。この夏、甲子園を沸かせた金足農業の吉田投手の今後の伸びしろの大きさ、そして、最強チームの大阪桐蔭の選手の成熟度と今後の成長スピードへの期待を語られていました。

インターネット等でいろいろな情報に接しやすい時代、大阪桐蔭は育成環境の充実もあって、プロにはいって2~3年目で身に着ける技術を既に体得している選手もいるようです。多くの情報に触れるのみならず、その中で本人にあった技術を選び、体得する環境があることは、選手層の厚さに加えて、同校の強みなのでしょう。

企業の成長戦略やM&Aも同じです。

私たちのお手伝いさせて頂いている中小企業の皆様のM&Aも、世界のトップ企業に対しても臆することなく、交渉を持ち掛けることも少なくありません。

相手先は日本国内に留まっているという発想では、今や十分ではない場合も多いのです。近視眼的に縮こまらず、世界を向いて、幅広い選択肢を考えて戦略をたてて思い切って行動してゆくことが大切だと思います。

岡本行生

アドバンストアイ株式会社 代表取締役 前野村證券株式会社勤務、東京大学理学部情報科学科卒、ペンシルバニア大学ウォートン校MBA(アントレプレナリアル・マネジ...

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