会社売却でV字回復した事例

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M&A田中

TBS系列で毎週日曜日に放送されている「がっちりマンデー!!」で、買収された後にV字回復を遂げた複数の会社が特集されていました。

番組の中で、衣料品チェーン店を展開するジーンズメイトが特集されていましたので、今回は当該企業についてご紹介させていただきます。

会社売却でV字回復・ジーンズメイトの場合

ジーンズメイトは、1960年に岡山で設立され、総店舗数75店舗を展開するアパレル会社です(2018年10月時点)。現在は東証1部に上場しており、過去5年の損益の状況は以下の通りです。

ご覧のとおり、過去5年連続で最終利益は赤字です。原因は、ユニクロやGUなどのファストファッションの台頭が要因となり、赤字が続いてしまったということでした。

2017年2月に、ジーンズメイトはライザップにより買収されましたが、今期(2019年3月期)の第一四半期は約2億円の営業黒字を達成しています。(ちなみに、買収時2017年2月期の第一四半期は1.5億円の営業赤字です。)

ジーンズメイトのV字回復の要因は以下の4つになります。

要因1)女性客を増加させる戦略

従来、顧客のうち女性の比率は25%程度でしたが、「ジーンズメイト」のロゴを変更したり、商品の展示の仕方を女性向けに変更した(低い位置に展示するようにした)ことで、40%まで増加したことが売上高・利益のアップに繋がったということでした。

番組では取り上げられていませんでしたが、V字回復のその他の要因としては、以下がIR情報にリリースされていました。

・要因2)訪日外国人観光客向けの品揃えを拡充
・要因3)機能性のあるPB商品の販売を強化
・要因4)スクラップアンドビルドにより、不採算店舗の整理

今回は、ジーンズメイトがライザップに買収されたことで業績が回復した身近な企業の一例を挙げさせていただきました。

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田中類

茨城県出身。学生時代は落研に所属し、まわりは芸人の道を歩む中、証券会社へ入社。リテール営業後、M&Aアドバイザー会社アドバンストアイ株式会社に転職。...

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