会社を高く売却するために財務諸表の“磨き上げ”を行いましょう

この記事は約 359 秒で読めます。

M&A松岡

会社を売却するとき、より高い金額、より良い条件で売却するために行うのが“磨き上げ”です。磨き上げは財務面、事業面といったあらゆる方向から行いますが、今回は財務の“磨き上げ”のポイントをいくつか紹介したいと思います。

財務の“磨き上げ”のポイント

会社の財務は売却価格に直結します。そのため“磨き上げ”で財務を強化することで、より高く会社を売却することができます。

財務の“磨き上げ”は、まずは以下の3点を意識するのがいいでしょう。

1)損益を改善する
2)資本効率をあげる
3)キャッシュフローを改善する

財務の磨き上げポイント1)損益を改善する

買い手企業は、買収したい企業の事業から得られる収益が、持続的に実現できるかどうか徹底的に調べます。

そのため、財務面を強化することは、高い評価につながる可能性があります。

以下のような取り組みは、比較的すぐに財務の強化及び損益改善につながります。

・不採算部門の撤退
・無駄な経費の削減
・商社などを経由している場合は、取引先と直接取引はできないか
・節税対策

財務の磨き上げポイント2)資本効率を上げる

貸借対照表をシンプルなものに改善することはとても大切です。

貸借対照表の項目が多く、事業に関係がない資産が多く含まれている場合、買い手企業は買収を嫌がることがあります。

本来の企業価値からマイナスの評価をされないためにも、まずは以下の2点を見直して資本効率を改善していきましょう。

・事業に必要ない資産は処分を行う
・手元に余剰資金がある場合、有利子負債の返済を検討する

中小企業の場合、オーナー個人の資産と会社の資産が混在しているケースが多くあります。

買い手企業は徹底してリスクを嫌います。過剰にリスクを評価させないためにも、資産の切り分けを行うことは大切です。

また、なるべく有利子負債の返済を行い、筋肉質な財務諸表に改善しておくと印象が良くなり、本来の企業価値よりも高く評価される可能性があります。

財務の磨き上げポイント3)キャッシュフローを改善する

買い手企業が売り手企業の買収価格を計算する際にDCF法(ディスカウント・キャッシュフロー法)を計算方法に用いることがあります。

その際、自社のキャッシュフローを改善しておくことはとても有効です。できるだけ資金回収期間は短くすることを心がけましょう。

DCF法(ディスカウント・キャッシュフロー法)
将来発生するキャッシュフローから、現在の価値に修正するための割引率を引いて算出する方法

M&Aの現場では、現在の支払いサイトになった経緯を買い手企業にきちんと説明できるようにしておくだけでも、有益な情報として扱われる場合もあります。

おわりに

今回は会社の財務面から“磨き上げ”を行うポイントをいくつか紹介しました。

M&Aの交渉では深部まで会社のことを掘り下げられます。会社を高く売却するために、できる限りの改善を行うことが大切です。

アドバンストアイは磨き上げのサポートも得意ですので、「何から手をつければいいのかわからない」といった場合は、ぜひ一度ご相談ください。

お気軽にご相談ください。

会社売却が決まっていない場合でも問題ありません。また、正式に契約をするまで費用は一切頂きませんのでお気軽にご相談ください。業界のトレンドなども踏まえて具体的なイメージをお伝えします。

無料相談する

03-6225-2880

受付時間│平日9:00~18:00

松岡航大

岡山県出身。学生時代は16年間野球に打ち込む。前職では大手証券会社にて主に事業法人、富裕層向けの資産運用コンサルティング業務に従事。その後、アドバンストアイ...

プロフィール

関連記事一覧